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リヤドロ・コメルシアルS.A.()は、スペイン・バレンシア州に本社を置く(フィギュリン)の製造企業。デザインから制作・販売までを一貫して行なっている。 == 歴史 == リャドロ家の父親は農家であり、フアン、ホセ(スペイン語版)、ビセントのリャドロ三兄弟はバレンシア北部郊外ので生まれた〔京都書院(1986)〕。三兄弟はそれぞれ14歳の時にバレンシア州の州都バレンシアの美術学校に入学し、フアンとホセは絵画や陶芸を、ビセントは彫刻を学んだ〔。1951年、三兄弟はアルマセラにある自宅の中庭に陶器用の旧式窯を設置し、ランプ用の花飾りを製作した〔。この花飾りが人気を博したため、やがて磁器用の高熱窯を導入し〔近畿日本ツーリスト(1997)〕、フランスのセーヴルやドイツのマイセンにも似た花瓶や水差しを製造した〔。1955年にはバレンシアに販売専門の店を構え〔、1956年には硬質の白色カオリン磁土を使用した(フィギュリン)の製造を開始した〔。1958年にはアルマセラの南に隣接するに工場を新設して拠点を移した〔リヤドロ リヤドロ〕。1968年には姉妹ブランドとして、大航海時代に使用されていたキャラック船を由来とするブランド「NAO」が創設された〔。NAOは比較的シンプルなデザインを採用し、本家のリヤドロと比較してリーズナブルな価格を実現しているが、製造はリヤドロと同じ工場・職人によって行われている。1969年にはスペイン勧業省によってポーセリン街がオープンし、今日では2,000人以上がポーセリン街で働いている。1973年にはアメリカ合衆国のウェイル・セラミックス&グラス(Weil ceramics & Glass)の50%の株式を取得した。 1986年1月、筆頭株主をリヤドロとして、日本における合弁会社「物産リヤドロ株式会社」を三井物産と共同で設立。本来、スペイン語の「LLADRÓ」は「リャドロ」(あるいはジェイスモで「ジャドロ」)と発音されるべきだが、日本への進出時にロゴを「LIADRO」と読み間違えられ、日本では「リヤドロ」として有名になってしまったため、「リヤドロ」を正式名として会社名のカタカナ登録を行った。2006年10月には社名を「リヤドロジャパン」に変更した。1988年9月18日にはアメリカ合衆国・ニューヨークの57番街にリヤドロ博物館・ギャラリーを開館した。1992年にはセビリアで開催されたセビリア万国博覧会のバレンシア州パビリオンに出品した。2006年には工場があるタベルネス・ブランケスにリヤドロ博物館(スペイン語版)が開館した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リヤドロ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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